焼酎ってクセがある?いいえ、選び方次第でグッと飲みやすくなります。
「焼酎って、なんかおじさんっぽい…」「クセが強そうで手を出しづらい」
そんなイメージ、持っていませんか?
でも実は、焼酎は選び方と飲み方次第でとても飲みやすいお酒なんです。
水割りや炭酸割りでスッキリ楽しむこともできるし、アルコールに強くない人でも「薄めて飲める」自由さが魅力。さらに、体質によっては翌日に残りにくいという嬉しい一面も。
今回は「焼酎をこれから飲んでみたい初心者さん」に向けて、
クセが少なく、飲みやすい焼酎を3本厳選しました。
それぞれの魅力とおすすめの飲み方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
焼酎初心者が知っておきたい3つの基礎知識
焼酎選びに迷ったとき、まず知っておくと役立つ3つのポイントを簡単に解説します。
1. 焼酎には「本格焼酎(乙類)」と「甲類焼酎」がある
- 本格焼酎(乙類):素材の風味を活かした、味わい深い焼酎。今回紹介するのはこちら。
- 甲類焼酎:クセがなく、ほぼ無味無臭。チューハイやサワーのベースに使われることが多い。
2. 原料によって風味がまったく違う
原料 | 特徴 | 初心者へのおすすめ度 |
---|---|---|
麦焼酎 | 香ばしくすっきりした味わい | ★★★★★ |
米焼酎 | 上品で繊細。日本酒に近い風味 | ★★★★☆ |
芋焼酎 | 甘くて独特な香り。慣れるとハマる | ★★★☆☆ |
- 麦焼酎:香ばしくてすっきり。クセが少なく初心者向き。
- 米焼酎:やわらかく上品。日本酒が好きな人におすすめ。
- 芋焼酎:甘くて香りが強い。慣れてくるとクセになる。
3. 飲み方は自由!自分好みに調整できる
焼酎の飲み方は本当にさまざま。
ロック、水割り、お湯割り、炭酸割りなどシーンや体調に合わせてカスタマイズできるのが魅力です。
「アルコールが強いのはちょっと…」という方も、薄めて飲めばOK!
初心者におすすめの焼酎3選【飲みやすさ重視】

焼酎ビギナーでも安心して飲める、定番で手に入りやすく飲みやすい焼酎を3つ厳選しました。
銘柄 | 種類 | 特徴 | 飲みやすさ | おすすめの飲み方 |
---|---|---|---|---|
いいちこ | 麦焼酎 | 香ばしくすっきり | ★★★★★ | 水割り・炭酸割り |
吟香 鳥飼 | 米焼酎 | フルーティーで華やか | ★★★★☆ | ロック・ストレート |
茜霧島 | 芋焼酎 | 甘く軽やかで香り華やか | ★★★★☆ | ロック・炭酸割り |
① いいちこ(麦焼酎)
「下町のナポレオン」と呼ばれるほど親しまれている一本。
- アルコール度数: 25度
- 特徴: クセがまったくなく、香りも穏やか。とにかく飲みやすい。
- おすすめの飲み方: 水割り、炭酸割り、ロック
麦の香ばしさとすっきりとした後味が特徴。焼酎が初めてでも「これなら飲める!」と感じるはず。
冷やした炭酸で割れば、さらに飲みやすく美味しさUP↑
② 吟香 鳥飼(米焼酎)
まるで白ワイン。日本酒ファンを虜にする華やか米焼酎。
- アルコール度数: 25度
- 特徴: 華やかでフルーティーな吟醸香。繊細でまろやかな味わい。
- おすすめの飲み方: ロック、ストレート、冷水割り
「日本酒は好きだけど、焼酎はちょっと…」そんな人にこそ試してほしいのが吟香 鳥飼(ぎんか とりかい)です。
その名の通り、吟醸酒のようなフルーティーな香りと、まるでワインのように繊細な口当たりが特徴の米焼酎。
口に含んだ瞬間、ふわっと広がる甘い香りに思わず驚くかもしれません。
焼酎らしいクセがほとんどなく、冷やしてロックや水割りで飲むと、その華やかさがより引き立ちます。
少し贅沢な気分で飲みたい一杯。焼酎デビューを上質に彩ってくれる存在です。
③ 茜霧島(芋焼酎)
フルーティーで華やか!芋焼酎のイメージを変える一本。
- アルコール度数: 25度
- 特徴: 甘くてフルーティーな香り。クセが少なくやさしい飲み口。
- おすすめの飲み方: ロック、水割り、炭酸割り
「芋焼酎ってクセが強そう…」という初心者の不安を、ふんわり解きほぐしてくれるような一本です。
茜霧島は「玉茜(タマアカネ)」という希少な品種のさつまいもを使っていて、まるで果実のような華やかな香りが特徴。ロックでも香りが引き立ちますが、炭酸割りにすると軽やかに広がり、まるでカクテルのような雰囲気に。
「これが芋焼酎?」と驚く人も多く、女性ファンが多いのも納得の飲みやすさです。焼酎の固定観念をやさしくくつがえしてくれる、そんな出会いになるかもしれません。
焼酎初心者がやりがちな失敗とその対策
ありがちな失敗 | 対策方法 |
---|---|
ストレートで飲んで「キツい!」 | →水や炭酸で薄めてOK。体に合わせて調整を。 |
芋焼酎の香りが苦手だった… | →麦焼酎や米焼酎から始めるのが安心。 |
飲み方が分からず苦手意識だけ残る | →焼酎は「割って飲む」のが基本。自由でOK! |
❌ ストレートで飲んで「キツい!」と感じる
→ 対策: 水や炭酸で薄めて、自分に合った濃さに調整しましょう。
❌ 芋焼酎の香りに驚いて苦手意識がつく
→ 対策: 最初は麦焼酎や米焼酎からスタートするのがおすすめ。
❌ 飲み方がわからず、苦手意識だけが残る
→ 対策: 「焼酎=割って飲む」が基本。自由にアレンジしてOKです!
まとめ|焼酎は自由で親しみやすいお酒。まずは1本、試してみよう
焼酎は「クセが強い」というイメージが先行しがちですが、選び方と飲み方を少し工夫するだけで、ぐっと身近で親しみやすい存在になります。
今回紹介した3本は、どれも初心者向けに厳選した飲みやすさ重視の銘柄ばかり。
どれを選ぶか迷ったら…
- とにかくクセなしで軽く飲みたい → いいちこ
- 日本酒好きで香りを楽しみたい → 吟香 鳥飼
- 芋焼酎にチャレンジしたい → 茜霧島
どれも入手しやすいので、ぜひ気軽に焼酎デビューしてみてくださいね。
焼酎の奥深さに触れるときっと今までのイメージが変わります✨
あなたの晩酌に、焼酎という新しい選択肢を。
※本記事は20歳以上の方を対象とした内容です。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。また、本記事は飲酒を強制・推奨するものではありません。お酒は適量を守り、健康に配慮してお楽しみください。