焼酎ってクセがある?いいえ、選び方次第でグッと飲みやすくなります。
「焼酎って、なんかおじさんっぽい…」「クセが強そうで手を出しづらい」
そんなイメージ、持っていませんか?
実は、焼酎は種類や飲み方次第でとても飲みやすくて奥深いお酒なんです。
水割りや炭酸割りで軽やかに楽しむこともできるし、体質に合えば次の日に残りにくいというメリットも。
今回は「焼酎をこれから飲んでみたい初心者さん」に向けて、
クセが少なく、飲みやすい焼酎を3本厳選しました。
それぞれの魅力とおすすめの飲み方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
焼酎初心者が知っておきたい3つの基礎知識
まずは簡単に、焼酎の種類についておさらいです。これを知っておくだけで、自分に合った焼酎が選びやすくなります。
1. 焼酎には「本格焼酎(乙類)」と「甲類焼酎」がある
- 本格焼酎(乙類):素材の風味を活かした、味わい深い焼酎。今回紹介するのはこちら。
- 甲類焼酎:クセがなく、ほぼ無味無臭。チューハイやサワーのベースに使われることが多い。
2. 原料によって風味がまったく違う
- 麦焼酎:香ばしくてすっきり。クセが少なく初心者向き。
- 米焼酎:やわらかく上品。日本酒が好きな人におすすめ。
- 芋焼酎:甘くて香りが強い。慣れてくるとクセになる。
3. 飲み方が自由!
ロック、水割り、お湯割り、炭酸割りなど、自分の好みに合わせて飲み方を変えられるのも焼酎の魅力。
「キツそう」と感じたら、薄めてOKです!
初心者におすすめの焼酎3選【飲みやすさ重視】

焼酎ビギナーでも安心して飲める、スーパーやコンビニでも手に入りやすい定番銘柄を厳選しました。
① いいちこ(麦焼酎)
「下町のナポレオン」と呼ばれるほど親しまれている一本。
- アルコール度数: 25度
- 特徴: クセがまったくなく、香りも穏やか。とにかく飲みやすい。
- おすすめの飲み方: 水割り、炭酸割り、ロック
麦の香ばしさとすっきりとした後味が特徴。焼酎が初めてでも「これなら飲める!」と感じるはず。
冷やして炭酸で割れば、ビールやチューハイ感覚で楽しめます。
② 吟香 鳥飼(米焼酎)
まるで白ワイン。日本酒ファンを虜にする華やか米焼酎。
- アルコール度数: 25度
- 特徴: 華やかでフルーティーな吟醸香。繊細でまろやかな味わい。
- おすすめの飲み方: ロック、ストレート、冷水割り
「日本酒は好きだけど、焼酎はちょっと…」そんな人にこそ試してほしいのが吟香 鳥飼(ぎんか とりかい)です。
その名の通り、吟醸酒のようなフルーティーな香りと、まるでワインのように繊細な口当たりが特徴の米焼酎。
口に含んだ瞬間、ふわっと広がる甘い香りに思わず驚くかもしれません。
焼酎らしいクセがほとんどなく、冷やしてロックや水割りで飲むと、その華やかさがより引き立ちます。
少し贅沢な気分で飲みたい一杯。焼酎デビューを上質に彩ってくれる存在です。
③ 茜霧島(芋焼酎)
フルーティーで華やか!芋焼酎のイメージを変える一本。
- アルコール度数: 25度
- 特徴: 甘くてフルーティーな香り。クセが少なくやさしい飲み口。
- おすすめの飲み方: ロック、水割り、炭酸割り
「芋焼酎ってクセが強そう…」という初心者の不安を、ふんわり解きほぐしてくれるような一本です。
茜霧島は「紫優(むらさきまさり)」という希少な品種のさつまいもを使っていて、まるで果実のような華やかな香りが特徴。
ロックでも香りが引き立ちますが、炭酸割りにすると軽やかに広がり、まるでカクテルのような雰囲気に。
「これが芋焼酎?」と驚く人も多く、女性ファンが多いのも納得の飲みやすさです。
焼酎の固定観念をやさしくくつがえしてくれる、そんな出会いになるかもしれません。
焼酎初心者がやりがちな失敗とその対策
❌ ストレートで飲んで「キツい!」と感じる
→ 対策: 水や炭酸で薄めて、自分に合った濃さに調整しましょう。
❌ 芋焼酎の香りに驚いて苦手意識がつく
→ 対策: 最初は麦焼酎や米焼酎からスタートするのがおすすめ。
❌ 飲み方がわからず、苦手意識だけが残る
→ 対策: 「焼酎=割って飲む」が基本。自由にアレンジしてOKです!
まとめ|焼酎は自由で親しみやすいお酒。まずは1本、試してみよう
焼酎は「選び方」と「飲み方」を間違えなければ、初心者でもグッと楽しめるお酒です。
今回紹介した3本は、どれもクセが少なく、飲みやすさ重視の焼酎ばかり。
まずは1本、気軽に手に取って、自分なりの飲み方を探してみてください。
焼酎の魅力に気づいたら、きっと今までのイメージが変わるはずです。
※本記事は20歳以上の方を対象とした内容です。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。また、本記事は飲酒を強制・推奨するものではありません。お酒は適量を守り、健康に配慮してお楽しみください。